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アンディの安否

そうこうしているうちにドアがノックされる。セレンが起きた様だ。
「あの…おはようございます。…お話声が聞こえたもので…」
「ええ、お入り下さい。」静かに入ってくるセレン。
「キーツさん…。」キーツの元気そうな姿を見て笑顔がこぼれる。
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「あの、手当とかありがとうございました!」キチンとお礼を言うキーツ。
「いえ、コチラこそこんなお怪我をさせてしまって…」

皆思うところは同じであった。
誰が悪い訳でもない、自分がどうして良いか分からないだけなのである。

だがタロの考えは決まっていた。この町にとどまっていてもアンディは帰ってこない。それこそ、キーツの思う様にこちらが動くしかないのである。

「昨日、アンディのニンフに気を集中させてたのですが……
 何も感じ取れませんでした。」
不安な顔になるセレン。
「それって…アンディは…」心配するセレンを安心させる為に説明を加える。
「いえ、大丈夫。ニンフは無事です。
 ニンフが無事である事はその本人も無事であるという証明になります。
 しかし、反応が無いという事は…
 多分アンディは眠らされているといった状態に近いでしょう。」

「ねぇ、
 タロさんからそのニンフ経由でアンディに何か伝える事は出来ないんすか?」
キーツにそう言われて残念そうに返すタロ。
「全く返す事が出来ない事は無いのですが、
 本人がニンフに集中している時にしか対話をする事は出来ないんです。
 私の魔法で呼びましたが、あのニンフはアンディのニンフですから…」

「そうか…ダメか…」
「ええ…、ニンフとは難しい生き物で、契約事項が多いんです…。」