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置いてけぼり

「!?」ビクッとする3人。セレンは慌てて玄関へ行く。
ドアを開けたセレンから言葉は出てこなかった。

セレンの声が聞こえない事を不思議に思った2人も玄関へ向かう。
「!!」…セレンと同様、言葉を失う2人。

そこには、旅の準備万端のチコリが立っていた。
後ろに泣きそうな顔の護衛レオを連れて……。
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姫がこんな時間に町中をうろつくのは護衛付きでもあり得ない話なので、
セレンは素早く家の中に通す。

「どっ…どうなされんたんですか!?」セレンはドアを閉めたと同時に問う。

チコリは少しふてくされた様に答える。
「私を置いてこうとしたでしょ…。。」

「え!?」3人とも驚きを隠せないまま唖然とする。

「いえ、本当は一緒に行って欲しいと思っていたのですが、やはり…
 一国の姫である貴女をお連れする事は無理だろうと話していた所なのです。」
「ほら!やっぱり!置いてこうとしてるじゃなーい!」少し涙ぐむチコリ。
「違うってんだろ!連れて行きたくても連れていけない事情ってもんが
 あるっつってんの!連れて行けるなら…タロさんもこんなに悩まねーよ…」

「あ…あの…どなたか…状況を詳しくお話しして下さいませんか…」
いつでも置いてけぼりなのはレオの方であった…。。