目覚めの酒場で…
町はだんだんと目覚め始めていた。
パン屋からは、いつもの美味しそうなニオイが町中に広がっていた。 「それでは、もう一人の仲間を連れてきますので、 ここで待っていて下さい。」と言い残して出てきたタロは爽やかな朝とは うって変わった酒場へ向かっていた。 「おはようございます。」酒場の店主に挨拶をするタロ。 「ああ!タロ様、おはようございます!どうしたんです?こんな朝早くに?」 驚く店主。 「いえ、ちょっと急用がありまして…」 「そうなんですか! アイツなら地下でいつものようにグデグデになってますぜ(`Д´)o ちったー、ビシっと言ってやって下さいよぉ〜!がははは!」 一礼をし、地下へと降りるタロ。何度来てもあまり良い空気とは言えない。 タバコの煙が蔓延する部屋の隅のテーブルで、うつぶせになっている者が居る。 テーブルを2・3度コツコツと叩く。 「アルテ。朝ですよ、アルテ。」 そう言われ、ぼへぇ〜とした顔を上げタロを見つめる。 15・6歳くらいの子供の様な小柄の女の子である。 開口一番、「あ…。タリョへんへー。。」……ダメダメである。。 ![]() タロは諦めてアルテに向かって指を指す。指されたと同時に頭をブルブルする。 眠気を取る魔法の様で、アルテの目が輝き出す。 「おはよーございまぁーす☆タロせんせ♪(`∀´)」 どうやら起きたら起きたでテンションが高すぎの様だ。。 |
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